正しくても、アルゴリズムを嫌う理由
この記事の要点 人は、アルゴリズムの予測が人間より正確でも、一度その誤りを見ると人間の判断を選びがちになる。 ディートヴォルストらはこれを「アルゴリズム嫌悪」と呼び、誤りへの厳しさ…
InterfaceBehavior のすべての観察記録。観察・設計・認知・応答の四つの観点から。
この記事の要点 人は、アルゴリズムの予測が人間より正確でも、一度その誤りを見ると人間の判断を選びがちになる。 ディートヴォルストらはこれを「アルゴリズム嫌悪」と呼び、誤りへの厳しさ…
この記事の要点 エラーメッセージの言葉づかいひとつで、利用者は自分が責められたと感じたり、助けられたと感じたりする。 「不正な入力です」のような表現は、原因を利用者に押しつけ、次の…
この記事の要点 初期設定(デフォルト)は、利用者が触れない選択肢でありながら、最終的な選択を強く左右する。 セイラーとサンスティーンの『実践 行動経済学』は、初期設定が「そっと背中…
この記事の要点 読み込み中の表示を見つめる人の表情は、待ち時間の長さよりも「あとどれくらいか」がわかるかどうかで変わる。 ミラーとニールセンが整理した反応時間の目安は、いまも待ち時…
この記事の要点 人は、機械が出した判断を、自分で確かめずに受け入れてしまうことがある。これを自動化バイアスと呼ぶ。 パラスラマンとライリーは、自動化との付き合い方を「使用・誤用・不…
この記事の要点 機械が人間に近づくほど好感は増すが、ある一線を越えると急に不気味さへ転じる。 森政弘が一九七〇年に提唱した「不気味の谷」は、この急落を表した古典的な見立てだ。 谷は…
この記事の要点 取り消し(アンドゥ)は単なる便利機能ではなく、利用者が安心して操作を試せる土台になっている。 戻せると知っている利用者は、迷う回数が減り、かえって素早く動けるように…
この記事の要点 音声アシスタントに話しかける直前、多くの人はわずかに息を止め、言葉を組み立て直す沈黙を置く。 この沈黙は、相手が機械だと知っていても働く「どう話せば通じるか」という…
この記事の要点 人は、単純な応答しか返さない機械にも、つい理解や思いやりを読み取ってしまう。 この傾向は、一九六〇年代の対話プログラム「ELIZA」にちなんで「ELIZA効果」と呼…
この記事の要点 「本当に削除しますか?」という確認ダイアログは、繰り返すうちに読まずに押す対象へと変わる。 これは利用者の不注意というより、頻繁な警告に人が慣れてしまう「警告疲れ」…